全部同じなのに全く違う砂糖の話

こんにちは！
熊本市の税理士「尾場瀬税理士事務所」のアシスタント、長州です。

最近知り合いから三温糖を貰ったのですが
三温糖と普通の砂糖って何が違うんだろう、色の違いなのか？
あとグラニュー糖や黒糖も普通の砂糖とは何が違うのかと気になりました。
なので今回はそれぞれの違いを調べてみました。

砂糖の作り方

どうして砂糖の作り方を紹介するのかって？
割と重要だからです。許して。

まずサトウキビやテンサイと呼ばれる植物などを細かく砕いて汁を搾り
石灰乳を加えて加熱し不純物を沈下させます。
その後、真空結晶缶という装置で結晶を作り遠心分離器にかけて結晶を取り出します。
更にそこから濾過を繰り返し不純物を取り除いて、もう一度真空結晶缶で結晶を作り
遠心分離機で結晶と糖液に分けます。
そして結晶はそのまま上白糖やグラニュー糖などになります。

ちなみに汁を搾ってそのまま煮詰めていくと黒糖になります。
また和三盆は材料がサトウキビではなく竹糖という植物で精製方法も通常の砂糖とは少し異なっております。

三温糖とは

遠心分離機で結晶と糖液に分けた後、糖液を繰り返し煮詰めたものが三温糖です。
糖度がグラニュー糖と上白糖に比べて低いものの濃厚な甘さが特徴です。
また煮物や照り焼きなどの和食に使われることが多いです。
実際、三温糖で煮物を作ってみたけど美味しかった。みんなもやってみて。

上白糖とグラニュー糖の違い

グラニュー糖は淡白な甘さでサラサラとした触感です。
サラサラしているので水に溶けやすいので、コーヒーなどの飲み物に使われます。
また焦げ付きにくいのでお菓子を作るのに向いています。

上白糖は甘味がグラニュー糖より強く、触感もしっとりとしています。
これは最後の工程の時に転化糖をまぶせられているためです。
料理の味付けやお菓子作りにもオールマイティに使えます。

最後に

よくレシピで使い分けているのを見て別にみんな同じだから一緒のでええやろって思っていましたが
ちゃんと意味があったのですね。
あとここで取り上げた砂糖以外にも色んな種類の砂糖がありました。
よろしかったら調べてみて下さい。
ここまで見てくださりありがとうございました。
それでは失礼いたします。

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